今までにないコロナの免疫テストの開発に取り組んでいるのはサンクトペテルブルクのパスツール記念感染症微生物学研究所。テストについてポポワ長官は結核診断に用いるディアスキンテストを想起させると説明している。
皮膚テストは特別な機器を必要としない。ポポワ長官は現在、免疫検査は静脈血から採取した血液で行われていることから、こうした簡易な皮膚テストは児童に対して用いることができると述べている。
皮膚テストは開発者らの中から募られたボランティアに対する試験使用は済み、治験が開始されており、研究者らは秋からの本格的な使用を計画している。
ロシアは3月末に世界初のコロナウイルスの動物用ワクチンを登録した。また2月にはすでに開発されているロシアの「スプートニクⅤ」」を用いた、世界初の経鼻噴霧タイプのワクチンの実験を開始している。
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