新型コロナウイルス

コロナ回復者に意図的な再感染 オックスフォード大が調査開始

英オックスフォード大学はコロナウイルスにすでに感染し、回復した人に故意にウイルスに再感染させる調査を開始した。 ロイター通信とブルームバーグが報じている。
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調査の考案者のひとり、ヘレン・マクシェイン氏はその目的について、コロナウイルス感染から回復した人にどれほどの免疫力があるか、またその免疫力がどれほどの期間長く維持されているのかを調べるためと説明している。この前に豪州の研究者らも免疫が維持される時間的長さについて調査データを発表している。

アストラゼネカと共同開発ワクチン第3相臨床試験 安全性と有効性が示された=オックスフォード大学
調査の第1フェーズに参加するのは、少なくとも過去3か月以内にコロナウイルスに感染し、回復した18歳から30歳の64人。これら被験者には武漢で採取された元々の菌株が意図的に投与される。被験者らは監視下で17日間にわたる検疫に付すが、この間に何等かの症状が現れた場合、米国で承認を受けたリジェネロン・ファーマシューティカルズ社の抗体カクテルが投与される。被験者らはこの先も1年間にわたって医療者らの観察を受ける。

実験の第1段階の目的は、少なくとも回復した元患者の50%が再感染するために必要なウイルスの最小値を特定すること。その次の段階では免疫反応を研究するために、第1段階でわかった投与量を別のグループの被験者に投与する。

この研究は、再感染を防ぐワクチンを開発する上でどうしてもかかせない。研究者らは免疫系統が再感染にどう反応するかをよりよく知ることで、ワクチンや治療方法の改善に役立てようとしている。

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