報告書では「韓国に直接害を及ぼす恐れがあるため、より多くの情報を交換する必要がある」と述べられている。
また韓国外務省は、韓国側がIAEA、国連、世界保健機関(WHO)と協力する意向であることを指摘し、「客観的な科学的検証とモニタリングプロセスを保証するために、あらゆる努力が払われる」と強調している。
韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)は19日、日本政府が福島第1原発の処理水を海に放出する方針を決めたことについて、IAEAの基準に適合した手続きに従うなら反対しない考えを示した。
鄭外相は17日、同国を訪問したケリー米大統領特使(気候変動問題担当)に対し、福島第1原発処理水の海洋放出の決定をめぐり、韓国政府の深刻な憂慮を伝達し、日本への情報公開要求について米国の協調を求めた。
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