ロシアが二国間関係を悪化させている=米国務省

米国務省は、ロシア政府がロシアと米国の二国間関係を悪化させていると非難した。米国務省のネッド・プライス報道官が明らかにした。
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プライス報道官は「二国間関係には不安定さと予測不可能性がもたらされた。ロシア連邦とプーチン大統領がやったのだ」と述べた。また、ウクライナ問題サイバー攻撃ナワリヌイ氏の処遇など、ロシアへの不満を長々と挙げた。ロシア政府はこれらの非難を否定している。

一方で、プライス氏はロシアとの「安定的かつ予見可能な」関係を望んでいると繰り返した。

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米国は15日、ロシアに対して32の個人および団体に新たな制裁を課した。また、米国の金融機関では6月14日以降、ロシア国債の取引が禁止される。さらに、ワシントン駐在のロシア人外交官10人を国外追放すると発表した。

ロシア外務省は16日、報復措置として米大使館員10人を国外追放、米政府が支援する基金や非政府組織(NGO)のロシア国内での活動禁止、米政府の現・元高官8人の無期限での入国禁止を発表した。

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