火星探査機パーシビアランス、火星の大気から酸素の生成に成功

米航空宇宙局(NASA)は、火星探査機 「パーシビアランス」が火星の大気から酸素を生成することに初めて成功したと発表した。実験は4月20日に行われ、「Moxie」と呼ばれる実験機器を使い、火星の大気から酸素を作り出すことに成功した。
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NASAは、このような機器はいつか宇宙飛行士の呼吸用酸素を作ることができるとしている。

パーシビアランスを搭載したNASAの「マーズ2020」ミッションは2020年7月に地球から打ち上げられ、2021年2月に火星に着陸した。

パーシビアランスには、火星の大気から酸素を生成するための実験機器「Moxie」と「宇宙ヘリコプター」の「インジェニュイティ」が搭載され、インジェニュイティは今月19日、地球以外の惑星での初飛行に成功した。

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