インドのムンバイ近郊にあるムバンガニ駅で今月17日、視覚障害のある母親の付き添いをしていた6歳の男の子が誤って線路に転落。その時、ホームにはすでに列車が進入していた。
男の子は必死にホームに上がろうとするが、体が小さくなかなか上がれない。そこへ駆けつけたのは、現場の駅に勤務していた鉄道職員のシュリ・マユール・シェルケさんだった。
シェルケさんは男の子へ駆け寄るとすぐさまホームへ押し上げ、すんでのところで救出することに成功した。
命がけで子どもの命を救ったシェルケさんはその勇気を称えられ、後日、インド鉄道省に表彰されることに。
シェルケさんは同国のANI通信のインタビューに、「自分の身にも危険が迫っていたが、それでも彼を助けるべきだと思いました」と語っている。