欧州最大の仏洞窟で40日間 15人の調査隊が文明との隔絶体験

フランス南西部にある洞窟グロット・ド・ロンブリーヴで15人の研究者グループが学術実験「 Deep Time」の枠内で40日間にわたるサバイバルを行った。BBCが報じている。
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科学者らが洞窟に入ったのは3月14日。BBCの報道によれば「Deep Time」は外界から完全に隔絶された極限状況で人間が時間と空間にどのように反応するかを調べることが目的であるため、グループのメンバー全員、電話と時計は洞窟の外に置いていった。この他、脳の活発度と認識機能にどういう変化が起きるかを調べるため、洞窟入りの前にあらかじめメンバーらは測定を通過している。

洞窟から出る際、長期にわたって太陽光を浴びていなかった科学者らはサングラスをかけて外へ出てきた。参加者らは外に出る時に、実験終了までにまだ1週間は残っており、出るのは時期尚早だと疑わっていなかったと話している。

​参加者は27歳から50歳までの男性8名、女性7名。洞窟内ではテントで寝起きし、地下45メートルの深さから汲み上げた水で煮炊きをし、自転車を使った装置で発電まで行っていた。参加者らは自分の身体感覚を頼りに睡眠サイクルを作り、1日の流れを区切っていた。

​プロジェクトのディレクターを務めたクリスチアン・クロット氏は、洞窟内では時間の流れが緩慢に感じられたと話している。

クロット氏は「地球の人類の未来は変化していく。脳が状況に依らずに新たな解決をどう見出そうとするのか、これをよりよく理解する方法を我々は習得する必要がある」と語っている。

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