新型コロナウイルス

日本で21件のインド変異体ウイルス確認

26日、日本国内でインドの変異株のコロナウイルスがこれまでに21件確認されていることが明らかにされた。加藤官房長官の記者会見での発表をNHKが報じた。
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NHKの報道によれば、加藤官房長官は会見で、日本国内で確認されているインドの変異体は空港検疫で20件、国内事例で1件の合わせて21件と述べている。インド保健省は24日、同国で新型コロナウイルスの変異株2種が新たに発見されたと発表した。翌日25には、スイス連邦公衆衛生局と、チェコのアレンベルゲル保健相がインド由来の新型コロナウイルスの三重変異株が両国で初めて確認されたと発表している。

インドでは新型コロナウイルス感染者が増加し、4日連続で最多数を更新している。1日の感染者数は36万人を記録し、医療現場では病床、酸素が不足しており、遺体の処理もままならない状態が続いている。インドの感染が急速に進む原因はインド特有のウイルス変異体にあると見られている。

加藤官房長官は、インド変異体に対するワクチンの効果についての問いには、情報を有していないとして明言を避けた。
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