大修理のロンドン大時計ビックベン 2022年夏には元の壮麗さを復元

英国国会議事堂のロンドンのウェストミンスター宮殿の大時鐘「ビック・ベン」はこれから大修理が行われ、来夏までには壮麗さを余すことなく取り戻す。英国議会の公式報道官が27日、明らかにした。
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ビック・ベンは157年間、間断なく時を刻み続けてきた。2007年、機械の点検のために一度止められたが、大修理は1980年代半ばに行われている。時計の検査の結果、20修理開始という決定が採られたのは2017年。振り子、内部のメカニズム、塔に大修理が必要とされている。以来、ビック・ベンは英国のEU離脱など、節目となる重要な時以外は鳴らされたことはない。

英国国会は「塔の修理は2022年第2四半期間末までには終了する。議会はこの先12か月にわたって続くプロジェクトでの、足場を外す、大時計の設置、世界に有名な大鐘ビック・ベンを元の位置に戻すといった重要な事項を公にする」という声明を表している。

「数年に渡る大修理の後、当初のヴィクトリア朝の色彩を取り戻した時計の針が文字盤に戻される。時計のメカニズムのほうは修理を終えて今年中にも塔に戻される。」

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