米フロリダの学校、コロナワクチン接種した職員の出勤認めず

ワクチン接種に反対する社会活動家らが資金の提供を行っている米国フロリダ州の私立学校が、新型コロナワクチンの接種を受けた職員に出勤しないよう要請を行った。CBSテレビが学校経営陣からの書簡を基に報じた。
この記事をSputnikで読む

書簡には、「まだコロナワクチンの接種を受けていない職員は学年末まで接種を控えてもらいたい。またすべての教師と職員は、ワクチン接種をした人が、接種していない人に与える影響に関して、今後、調査結果が明らかになるまで、ワクチン接種をしないよう推奨する。我々の方針としては、可能な限り、新型コロナワクチンを接種した人を雇用しない」と記されている。

テニスのジョコビッチ「選手にコロナワクチン接種を義務付けないでほしい」

マイアミの学校ではワクチンを接種した人たちが、生徒を含め、周囲に危険を及ぼす可能性があるとして懸念の声が上がっているが、それを証明するような根拠はない。CBSテレビは、医師らも、これまでになんどもこうした理論を否定してきたと強調している。

米国での新型コロナウイルスワクチンの大規模接種キャンペーンは、2020年12月14日に開始された。CDCによると、1億3864万4700人が少なくとも1度目の接種を終え、9300万人以上が2度目の接種を終えた。

これより前、米国では、ファイザー社製またはモデルナ社製コロナウイルスワクチンを1度接種した人の8%近く(500万人以上)が、2度目の接種を受けていないと報じられていた。

関連記事

コメント