新型コロナウイルス

アストラゼネカ製ワクチン接種の副反応で女性死亡-解剖結果 ドイツ

ドイツで、アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種による副反応で女性(32)が死亡した。同国ノルトライン=ヴェストファーレン州ヘルフォルト郡当局が、解剖結果を引用して発表した。
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グライフスヴァルト大学の免疫生物・輸血医学研究所によると、女性の死因は脳出血を伴う血液凝固障害だった。

女性は、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けてから数日後の3月9日に死亡した。死後、正確な原因を特定するために解剖が行われた。

ドイツは3月15日、アストラゼネカ製ワクチンの接種後に血栓ができる副反応に関する報告を受け、予防的措置として同社のワクチンの使用を中止した。

その後、欧州医薬品庁(EMA)がアストラゼネカ製ワクチンは安全で効果的だと発表し、ドイツは3月19日から同社製ワクチン接種を再開した。3月末、ドイツではアストラゼネカ製ワクチン接種後に31件の脳血栓症が報告されたと報じられた。

3月30日、ドイツのロベルト・コッホ研究所の予防接種常任委員会(STIKO)は、アストラゼネカ製ワクチンの接種を60歳以上のみに推奨することを決定した。STIKOによると、アストラゼネカ製ワクチンの1回目接種を受けた60歳未満の人は、2回目ではバイオエヌテック製またはモデルナ製のワクチンが接種される。


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