新型コロナウイルス

新型コロナ感染 スパコン「富岳」がシュミレーション 飛沫により屋外でもリスク

スーパーコンピューター「富岳」によるシュミレーションでは、新型コロナウイルスは屋外でも飛沫により感染するリスクがあることが判明した。理化学研究所などの研究チームが明らかにした。産経新聞が報じた。
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同チームは、マスクを着用していない10人がテーブルを囲んで会話をした場合の飛沫の状況を調査した。その結果、無風状態では対面で1メートル先の3人に飛沫が届き、正面の人は飛沫全体の1割を浴びた。30秒間の会話で約1万個の飛沫が発生している。微風(毎秒0.5~1メートル)の場合には、飛沫はより広範に飛び、正面や風下にいる最大6人が浴びることとなった

同研究チームは、屋外でも感染リスクが下がるわけではなく、状況によってリスクは高くなると注意を呼びかけた。

3月9日、日本の理化学研究所にある世界最速のスーパーコンピューター「富岳」が本格稼働を開始した。

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