新型コロナウイルス

韓国の大統領夫妻がアストラゼネカの接種完了

韓国の文在寅大統領と金正淑大統領夫人がアストラゼネカ社のワクチン接種を完了した。大統領夫妻は外遊を控えていたことから、優先接種の対象となっていた。韓国大統領府が発表した。
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大統領府がツイッターに投稿した写真では、白いシャツ姿の文大統領がソウル特別市鍾路区にあるワクチンセンターで接種を受けている様子が映されている。

文大統領は69歳、金大統領夫人は66歳。夫妻は英国で6月に開催されるG7サミットに参加するため、3月23日に最初の接種を受けていた。また、文大統領は5月21日に米ワシントンでジョー・バイデン大統領との首脳会談に臨むことが明らかになっている。​

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アストラゼネカ社のワクチンは2度接種する必要があるが、韓国では8週間から12週間のスパンをあけて2度目の接種が行われている。大韓民国疾病管理庁(KCDA)は特例として、4週間の間隔でも2度目の接種を認めている。

文大統領はバイデン大統領との会談に臨むため、2度目の接種を通常の期間より早めに切り上げて完了したという。

韓国でアストラゼネカ社のワクチンは一時使用が停止に追い込まれていたが、接種と血栓症の関連性が確認されなかったことから、使用が再開された。アストラゼネカは高齢者を含む、30歳以上の市民を対象に使用されている。30歳以下の市民については、副反応のリスクがワクチンの効用を上回るとして、政府は使用を推奨していない。

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