新型コロナウイルス

モスクワのコロナ感染状況、徐々に悪化へ=モスクワ市長

モスクワ市内の新型コロナウイルス感染拡大状況は危機的ではないものの、新規感染者数の増加傾向にある。セルゲイ・ソビャーニン市長が1日、「ロシア1」チャンネルの番組に出演した中で明らかにした。
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「ロシア1」チャンネルの番組に出演したソビャーニン市長は、モスクワ市内における感染拡大の状況に懸念を示した。市長によると、5月の大型連休に予定されていた大規模集会はその多くが延期、または中止になったという。

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その例として、メーデーの集会や、「不死の連隊」は延期されたほか、一部の大規模集会は中止になったとのこと。一方、飲食店やショッピングモール、公園などは通常通り、営業している。そのため、モスクワ市内では危機的ではないものの、新規感染者数は増加傾向にあるという。そこでソビャーニン市長は大型連休中には不要不急の外出を控え、家族とダーチャなどで過ごすことを推奨している。

先にプーチン大統領は5月1日から10日を非労働日とする大統領令に署名した。そのため2021年は例年よりも長い大型連休となっている。この大型連休を利用して政府は感染拡大状況の安定化を目指している。

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