中国海軍の高秀成報道官は2日、南シナ海における訓練について発表し「国家主権、安全、発展の利益を守る能力向上に資する」と強調。「計画に従い、類似の演習や訓練を常態化する」として、今後も南シナ海に空母を派遣する方針を示した。
中国国防省は4月29日、米国艦船が中国海軍演習に介入したとして米国に抗議を示した。空母「遼寧」を中心とする中国の演習に米国艦隊が撮影などの監視をした。中国国防省によると、米海軍ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」は「双方の艦船および乗組員の安全に終始、深刻な脅威を与えた」という。
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