ニューヨーク市警は、スポットを約9万4000ドル(約1030万円)で1年間レンタルする契約を結んでいた。しかし市警は、ベン・カロス市議会議員とコーリー・ジョンソン市議会議長がロボット犬の使用を止めるように求めたことから、レンタル契約の破棄を決定した。カロス氏は、スポットをドラマ『ブラック・ミラー』に登場するロボット「犬」に例えている。
同署は2020年8月、警察官の命に関わる危険な状況での活動を想定してロボット犬「スポット」を購入した。今までに6度ほど使用され、人質に食料を届けた任務も行っている。2月には、ブロンクスで発生した武装者による家宅侵入事件でも使用された。
しかしこのロボット犬の使用は、過度に攻撃的な警察活動で「ディストピア」な例であるとして批判を受けている。
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