日本では、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が4月12日から始まった。日本が現在利用しているワクチンはファイザー社製のもので、3週間の間隔を空けて2回目の接種を行うように求められている。そのため、3日以降は日本各地で2回目の接種が始まる予定。
各自治体は予約による混乱をさけるため、1回目と2回目の予約を同時に受け付けたり、1回目の接種の会場で2回目の予約を受け付けるなどの対応を行っている。
日本の厚生労働省は、地域の事情に応じて予約の受け付け方を工夫し、確実に2回接種できるようにしてほしいと各自治体に求めている。
NHKによると、同省は4月30日、高齢者の接種を7月末までに終えるよう接種計画の作成を求める通知を各自治体に出す方針を決定した。しかし、アエラドットによると、6割以上の自治体が7月中のワクチン接種完了はできないとの見通しを示している。