ミャンマーで拘束された日本人記者が起訴、嘘の情報を流した疑い

ミャンマーで国軍に拘束されている日本人ジャーナリストの北角裕樹さんは嘘の情報を流した容疑などで3日に起訴された。ミャンマーの日本大使館による証言をもとに日本メディアが報じた。
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ミャンマーの最大都市ヤンゴンを拠点に活動していた記者の北角裕樹さん(フリーランス)は4月18日、治安部隊によって自宅から連行され、ヤンゴン市内のインセイン刑務所で現在も拘束されている。インセイン刑務所は政治犯が多く収容されていることで知られている。

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現地の日本大使館によると、北角さんは嘘の情報を流した容疑などで3日に起訴されたという。有罪判決が下される場合、 北角さんは最長で3年間の禁固刑に処される可能性がある。

また、  北角さんはミャンマーの入国管理法に違反した容疑もかけられている。この容疑で有罪となると、最長で5年間の禁固刑に処される。

北角さんは日本経済新聞に勤務した後、フリーランスの記者として活動を継続してきた。

北角さんの拘束を受けて日本政府はミャンマー政府に対し、正式に抗議を行った

北角さんは20201年2月にも拘束されていたが、その際は数時間で釈放されていた。

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