会談は英国のラーブ外相が議長を務め、日本の茂木敏充外相やブリンケン米国務長官らが出席。最終日の5日には共同声明の発表が予定される。
3日は北朝鮮やイランに関する問題を協議。北朝鮮の核問題に関しては、国連安保理決議の完全な履行が必要との認識で一致。また、茂木外相が拉致問題解決で協力を要請し、各国が賛同した。4日の夕食会にはインドや韓国、オーストリア、南アフリカ、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のブルネイがゲストとして招かれ、気候変動問題などが話し合われる。
G7外相会談は新型コロナの影響から2年ぶりの開催となる。最終日の5日の共同声明では、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区や香港での人権侵害、ミャンマーでのクーデターや弾圧に対して一致したメッセージが発出できるかが焦点となる。
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