軍事演習Swift Responseは、過去25年で欧州最大規模となる米軍演習Defender Europeのプロローグとなる。この演習は2万8000人の兵士が参加し、欧州16ヶ国で実施される。
現地時間5日夜、エストニア国防軍の中央射撃場では、米国陸軍の野戦砲兵第41師団の軍事射撃が実施され、多連装ロケットシステムMLRSが砲撃を行なう。5機が10発以上のミサイルを砲撃する能力を有する。
発表では、「この砲撃システムは特に遠方に位置する重要拠点の破壊のために開発された」と強調する。
また発表によれば、演習Swift Responseでは危機的状況に際したエストニアの防衛訓練も実施されることになる。演習にはエストニア国防軍や米国、英国から約2500人の兵士が参加するほか、航空機20機とヘリコプター25機も配備される。演習は14日に終了が予定される。
4月にロシアでは全国4000ヶ所超で演習が実施された。
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