日本では現在、大阪、兵庫、京都、東京に緊急事態宣言が出されている。大阪府は6日、11日に宣言の期限が迫る中、新型コロナの対策本部会議を開いた。
会議で大阪府の吉村知事は、「新規の感染者の高止まりという非常に厳しい状況や、医療提供体制も極限の状況にあることを考えたとき、緊急事態宣言の延長の要請をお願いせざるをえない」と述べた。
大阪府の6日の新規感染者数は747人で、判明した死亡者数は28人。直近の1週間の新規感染者数は前の週と比べて減少しているものの、高い水準を維持している。また、重症患者用の病棟使用率が100%を超えており、医療体制の危機的な状況が続いている。
兵庫県と京都府も宣言の延長を要請する方針を固め、6日の対策本部会議で正式に決定する予定。東京都の小池都知事も、宣言の期限を延長する必要があるとの考えを示している。
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