米上院議員、運転しながらZoom会議に出席 家にいるように見せるためバーチャル背景を使用

米オハイオ州のアンドリュー・ブレナ上院議員(共和党)が、車を運転しながらZoom会議に出席した。皮肉にもこの日、オハイオ州議会には、運転中に携帯電話でメッセージを送信したり、ライブ配信を行ったり、アプリを使用することを禁止する法案が提出された。ニューヨーク・タイムズが報じた。
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報道によると、先に議会では、このような禁止に関する提案が拒否された。

ブレナー議員ははじめ、停車中の車の中からZoomに接続して会議に出席したように見えるが、その後、Zoomの背景が家の中の風景に切り替わった。しかし、背景は家の中だが、ブレナー氏はシートベルトを着用しており、車線変更のために左右を確認しているように見える。またブレナー氏が通過した場所の樹木や建物などの外の風景も映っていた。

ブレナー氏は、地元紙コロンバス・ディスパッチ(The Columbus Dispatch)に、ビデオには注意を払わず、車の運転から気をそらしてはいなかったと語った。また会議の大部分は、停車中の車の中から出席したという。

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