「イーロンのツイートは現実の技術レベルと一致しない」 テスラ、年内の完全自動運転実現の可能性を疑問視

ロイター通信によると、米電気自動車大手テスラのエンジニアは、同社が完全自動運転車を年内に実現する可能性に疑問を抱いており、カリフォルニア州車両管理局(DMV)に対し、年内に完全自動運転車を実現できない可能性を示唆していたことが分かったと報じた。
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ロイターによると、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1月、「今年、人間を超える信頼性で車を自動運転させることができると確信している」と述べていた。

またマスク氏は、「完全自動運転」プログラムのベータ版のリリースをツイッターで発表し、新技術は「あなたの心を揺さぶるだろう」とし、リリースまで「残りわずか」だと指摘していた。

​一方、ロイターによると、テスラの自動運転部門のエンジニア、C.J. Moore 氏は、「イーロンのツイートは現実の技術レベルと一致しない」と考えており、「テスラは現在レベル2にある」と述べたという。

ロイターは、「レベル2は部分的な運転自動化で、運転手が常にシステムを監督する必要がある」と報じている。

先にマスク氏は、人類の火星移住計画に関する自身の予測について語った。

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