NASAの火星ヘリ「インジェニュイティー」5回目飛行成功 新ポイントに移動 上昇高度を更新、カラー画像も

NASA(米航空宇宙局)は火星で飛行を繰り返す小型ヘリコプター「インジェニュイティー(Ingenuity;創意工夫の意)」が5回目の飛行に成功したことを発表した。前回の飛行は4月30日。これまでより距離と速度を増し、撮影の枚数も増えている。
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NASAは「火星ヘリコプターインジェニュイティーは本日(編注:5月7日)火星における5回目の飛行に成功した。『ライト兄弟フィールド』から南に423フィート(129メートル)の着陸地点まで移動した」と伝えた。

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小型ヘリは新たなポイントまで移動後、これまでで最高となる高度10メートルまで上昇し、カラー画像の撮影を行った後に着地した。NASAによると小型ヘリは今後、次の実験段階に移り、探査や観察を行う。この着地ポイントには火星探査機パーサヴィアランス(Perseverance)も向かっており、この場所の探査やサンプル採取を行う。

「インジェニュイティー」ミッションのチーフエンジニア、ボブ・べラーム氏は「次の数週間のうちにあと2回ほど飛行できる。その後でNASAが判断をするだろう」と語っている。

火星ヘリ「インジェニュイティー」は火星探査機「パーサヴィアランス」ミッションの一環で2月に火星に到着。パーサヴィアランスは小型ヘリが撮影した画像を地球に転送し、小型ヘリのカメラで試験経過の観察を行っている。

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