オブラドル大統領は南東部キンタナ・ロー州で開催されたセレモニーでマヤ族に呼びかけた中で、支配民族が500年間にわたって行い続けた犯罪行為に対する謝罪の意を表明した。
ここで我々は植民地化、植民地時代の3世紀、そしてメキシコが独立してから200年の間に個人と国民政府がマヤの人々に対して行った恐ろしい犯罪に対し、国家上の倫理観から、そして個人の信念に従い、深く謝罪を表明したい。
大統領の演説は政府のSNSアカウント上でも放送された。
大統領によると、マヤ族だけでなく、全ての原住民が植民地主義者とその末裔による「すさまじい残虐さの被害者」になったという。
マヤ族代表のアナ・ジブ氏は原住民の保護に向けた具体的な対策の形でこれらの発言を実践するよう要請した。その例として、不公平と差別が繰り返されないよう、原住民がかかえる喫緊の課題解決に向けて「記憶と承認の委員会」を設置して具体的な計画を考案し、人間の尊厳と権利を保護するよう求めた。
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