新型コロナウイルス

マクロン大統領、米国に新型コロナワクチンの輸出制限解除を要請

フランスのマクロン大統領は、新型コロナウイルスのワクチンとその製造に不可欠な成分の輸出制限を解除するよう米国に求めた。フランスのニュース専門局BFMTVが報じた。
この記事をSputnikで読む

マクロン大統領は「 ワクチンとその製造に不可欠な成分の輸出禁止に終止符を打つよう 米国に強く要請する」と述べた。

中国 新型コロナワクチン特許についてWTOで議論する用意がある
マクロン氏によると、輸出制限は、途上国やEU(欧州連合) でのワクチン製造を妨げている。

また同氏は、 ワクチンの特許権を一時的に凍結する案に同意しない考えを示した 。

マクロン氏は、米国がセネガル、南アフリカ、 インドなどの国に技術や成分を移転することを望んでいる。

先に米ホワイトハウスでは、ワクチンの特許権停止に関して意見が 分かれていた。

米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表は、 世界貿易機関(WTO)の新型コロナワクチンに関する知的財産権 の協定凍結を支持するようバイデン米大統領に呼びかけた複数のノ ーベル賞受賞者や元大統領および元政府首脳らの提案を支持するこ とを検討するよう提案した。

コメント