報道によれば、この鯨はロンドン南西部のリッチモンド水門で立ち往生をしていた。救助隊の到着まで、水門を水で満たし、鯨が自力で脱出できるよう試みられた。動画には、ロンドン港湾局の職員と思われる人がホースで鯨に放水し、川沿いで獣医が鯨の様子を診ている様子が映っている。
ロンドン港湾局の代表は、「9日の夜7時頃、3~4メートル程度のナガスクジラと思われる小型のクジラが岸辺に乗り上げていた」と発表した。
鯨の救出には王立救命艇協会の代表者らが加わったほか、消防隊とダイバーも作業にあたった。
ロンドン市消防隊のグレン・ニコライデス氏がBBCに語ったところでは、鯨は、専門家らが鯨の怪我の程度やリリースが可能かを確認するため、より「安全な」場所に運ばれたという。
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