グテーレス氏は「『スプートニク』の接種が行われている国で働く国連職員には、同ワクチンの接種を受けることを呼びかけている」と述べた。
同氏は「特にロシアでは、多くの国連職員がすでに『スプートニク』ワクチンの接種を受けた。われわれ自身もそのような機会を得ることを望んでいるが、私たちはまだ世界保健機関による同ワクチンの承認を待っている」と述べた。
ロシアのプーチン大統領は9月、国連総会のビデオ映像による一般討論演説で、ロシアは国連職員に「スプートニクV」ワクチンを無償提供する用意があると述べ、国連からもワクチン供給について何度も要請があったと指摘した。
「スプートニクV」は、すでに60カ国で承認され、その総人口は約30億人に上る。同ワクチンは、政府の規制当局によって承認された数で世界で2番目に多い。このワクチンの有効率は97.6%。
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