新型コロナウイルス

インド3重変異体 WHOが地球規模で「懸念されるウイルス」に指定

世界保健機関(WHO)は、インドで発生した新型コロナウイルスの3重変異体について専門家らが地球規模での危険度を認識したことから、その危険レベルを引き上げた。WHOの新型疾病・人獣共通感染症部のマリヤ・ヴァン・ケルホフ代表がСNBCテレビからの取材に明らかにした。
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インド変異体が指定された地球規模レベルにおいて「懸念されるウイルス」とは、感染性および死に至るリスクが高く、ワクチンや治療が効果を発揮しにくいことを意味する。危険レベルが引き上げられた理由としてケルホフ代表は、インド型変異体の感染速度は新型コロナウイルスの他の菌株よりも格段に速いと指摘している。

同日、11日、国連のグテーレス事務総長も、現在あるワクチンも効果を発揮しない新たな変異体が出現する恐れについて言及していた。

インドでは、新型コロナウイルス感染症をめぐる状況の悪化を背景に、黒カビによるムーコル症の患者数増加が確認されている

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