通信社ブルームバーグは裁判所の文書を引用し、シャオミと米政府は、米投資禁止リストからシャオミを除外することで合意したと報じた。
米国は今年1月、スマホ、ロボット掃除機、電動自転車などを製造するシャオミとその他7社の中国企業を「ブラックリスト」に加えた。米国は、これらの企業と中国軍産複合体の関係を疑い、米国の企業や個人はリストに載っている企業への投資が禁止された。リストに加えられた企業は、上場廃止やインデックスから排除されるおそれがある。米国の投資家は、2021年11月11日までに保有するこれらの企業の資産を処分しなければならない。
シャオミは、ブラックリストに登録されたことをめぐり、米国防総省と米財務省を提訴した。同社は、決定は違法だと指摘し、中国軍との関係を否定した。
関連ニュース