ガンツ氏は「イスラエル市民を保護するという我われの義務に反する説教には耳を傾けない」と述べ、ガザ地区の戦闘員らに対する作戦は、状況の完全な正常化にとって必要な限り続くと指摘した。
同氏は、ガザ地区からのロケット弾攻撃を受けたイスラエル南部アシュケロンを訪問し、「イスラエルは停戦に向けた準備はしていない。現時点において作戦終了の期日はない。完全な平穏を得たとき、我われはこれについて話すことができる」と述べた。タイムズ・オブ・イスラエルが12日、報じた。
イスラエルは今週初め、ガザ地区からイスラエル各地に向けてロケット弾が発射されたことを受け、ガザへの報復攻撃を開始した。
パレスチナの通信社WAFAによると、イスラエルによるガザ地区への攻撃で35人が死亡、200人以上が負傷した。パレスチナ赤新月社は、700人が負傷者したと伝えた。一方、イスラエル側は、最新情報によると6人が死亡したと発表した。
イスラエル国防軍は11日、ガザ地区にある130以上の施設を標的に空爆を実施した。