新型コロナウイルス

コロナ罹患で死亡リスクが6倍になる症状が明らかに

新型コロナウイルスの感染による死亡率は患者が神経疾患を抱える場合、その他よりも6倍上昇することが、サンクトペテルブルク大学の研究で明らかになった。研究の成果は11日、米医療協会の雑誌JAMA Network Openに掲載されている。
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調査には3744人が参加して行われた。そのうち82%に頭痛、嗅覚や味覚の消失といった神経系の疾患があったが、患者の半数は急性脳症を起こし、脳卒中や意識不明の重体に陥った。

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JAMA Network Openによれば、頭痛、脊髄疾患、慢性片頭痛、認知症ないしアルツハイマー型認知症にいたるまで、様々な種類の神経疾患を抱える患者がCOVID-19に罹患する場合、神経疾患の悪化リスクは2倍になる。

研究チームは調査の結果から、味覚消失のような一見大したことのない症状でさえ、死亡リスクは6倍に高まると指摘している。

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