テスラ、環境破壊のためビットコイン決済を中止

米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、暗号資産(仮想通貨)「ビットコイン」を使った自動車の購入手続きを一時停止したと発表した。「マイニング(採掘)」と呼ばれる計算作業で消費する電力を発電するために、化石燃料の使用が増えていることを懸念したためだという。
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マスク氏はツイッターを更新し、その中で、「テスラはビットコインによる決済を一時停止した。我々は、マイニングのために使われる化石燃料の消費が急増し、とりわけ環境に悪影響を及ぼす石炭の利用が増えていることを危惧している」と述べた。テスラは、3月にビットコインによる支払いに応じるかまえを見せていた。

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12日のビットコイン相場は17%超の下落となり、およそ46,900ドルとなっている。世界最大の取引数を誇る仮想通貨取引所バイナンスでは17.37%下落し、46,900ドルの値をつけた。またサイト、コイン・マーケット・キャップは、日本時間午前9時8分時点で、20以上の取引所でのビットコインの平均相場は14.16%下落し、49,042ドルとなったと伝えている。

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