10年前にも実父を殺害か ALS嘱託殺人の医師らと母親を逮捕

昨年、難病のALS患者の依頼を受けて薬物を投与し殺害したとして逮捕・起訴された医師2人と医師の母親が、10年前に自分の父親を殺害したとして逮捕された。また、母親は逮捕前、警察の事情聴取に殺害の計画を知っていたという旨の話をしていたことが明らかになった。NHKなど日本のメディアが報じた。
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殺人の疑いで逮捕されたのは、医師の大久保愉一容疑者(43)、山本直樹容疑者(43)と母親の山本淳子容疑者(76)。大久保医師と山本医師は昨年、難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う女性から依頼を受け、薬物を投与し殺害したとして逮捕・起訴されている。

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警察によると、3人は10年前の2011年、東京都内で山本容疑者の父親を何らかの方法で殺害した疑いが持たれている。また、死亡した際に検視は行われず、別の医師の死亡診断書により埋葬手続きがとられていたという。

これまでの調査で、3人の間で殺害の共謀をほのめかすメールのやりとりがあったことが分かっていたが、捜査関係者によると、淳子容疑者が逮捕前、「あらかじめ殺害の計画を知っていた」という旨の話をしていたことが新たに分かった

警察は事件前後の3人のやりとりについて、詳しく調査する方針。

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