起訴状によると、ムスタファ・カディリ容疑者(38)は、架空の会社の従業員の雇用を守るために新型コロナ関連の融資プログラムを利用し、500万ドル(約5億4800万円)を受け取った。このプログラムは、一定の条件を満たせば、ローンの一部の有効期限が延長されたり、完全に「免除」されたりするのが特徴。
カディリ容疑者は、自分の会社を代表して3つの銀行に従業員に関する虚偽の書類を提出した。そして不正に受け取った給付金でフェラーリ、ベントレー、ランボルギーニなどの高級車を購入。米ニューヨークタイムズ紙によると、男はこのローンの一部を「豪華な休暇」にも当てていたという。
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