新型コロナウイルス

露ガマレヤ研究所所長 「スプートニクVの接種後、免疫は2年続く可能性がある」

ロシアの新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」を接種した後の細胞性免疫の維持期間に関する研究は、国の経費削減に役立つ。ロシア保健省のガマレヤ疫学・微生物学研究所のアレクサンドル・ギンツブルク所長は、この維持期間は2年間続く可能性があると述べている。
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同所長は、「スプートニクV」の免疫維持期間が2〜3年であり、外国製のワクチンの免疫維持期間が際だって短いことが証明されれば、双方のワクチンの品質は比較にならないことになると指摘している。

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ギンツブルク氏は、「2年間の免疫維持は確実に行われるという大きな自信がある」と強調した。

ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」は、すでに64カ国で承認され、その総人口は32億人を超える。同ワクチンは、政府の規制当局によって承認された数で世界で2番目に多い。接種したロシア人380万人のデータを分析した結果、同ワクチンの有効性は97.6%。

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