コンリクス報道官はブリーフィングで、侵攻する意向があるかどうかについて質問を受け、「我われには計画があり、それの実施に向けて準備を整えておくようにとの指示を受けているが、現時点で、ガザ地区内にイスラエル軍部隊はいない」と述べた。
テレビ局アルジャジーラによると、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃で、少なくともパレスチナ人119人が死亡、約600人が負傷した。死者には、未成年者27人と女性11人が含まれているという。
イスラエル軍とガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは今月10日からロケット弾による攻撃の応酬を続けている。5月初旬にエルサレム旧市街の「アルアクサ・モスク」周辺で起こった衝突が背景にある。イスラエルの裁判所が、東エルサレムのシェイク・ジャラ地区からのパレスチナ人家族の立いすらえるち退きを命じたことをきっかけに衝突が発生した。
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