東京医科歯科大学によると、感染が確認されたのは今月はじめに大学の付属病院に入院していた40代男性。男性に海外渡航歴はなく、感染経路がわかっていないという。
これまでに日本国内で確認されたインド型変異株の感染者にはいずれも海外滞在歴などがあり、今回の男性が初の市中感染例となった。
同大学は「市中感染が広がっているとみることは可能だと思う」と指摘している。
報道によると、男性は別の病院で治療を受けていたが、症状が悪化し転院してきた。当初は重症だったものの、現在は快方に向かっているという。
日本国内では今月3日、4月26日に50歳男性がインドから日本へ入国後に新型コロナウイルスに感染し、指定施設で療養中に死亡した。
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