新型コロナウイルス

WHOが警告 新型コロナのパンデミック 2年目の危険性

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、新型コロナウイルスのパンデミックは1年目より2年目の方が壊滅的なおそれがあると表明した。
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14日の記者会見で同事務局長は、「新型コロナウイルスはすでに330万人の命を奪った。私たちはパンデミック2年目を迎えたが、1年目より多くの死をもたらすおそれがある。今、命と家族を守るための唯一の方法は、ワクチン接種と公衆衛生分野での措置を組み合わせることで、それらを個別に行なうことではない」と強調した。

WHOは、ワクチン接種だけではウイルスに対する100%の対策とはならないと指摘。それは接種を受けた人も発症するおそれがあるからだが、しかし、重症化の可能性は低くなる。規制またはマスク着用の解除の決定は国内のワクチン接種者数をベースにするのではなく、新型コロナの感染拡大のレベルにもとづいて行なわれることになる。

この間、WHOはコロナウイルスのインド3重変異株が世界的脅威となったと発表している。

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