日本の外務省、邦人にガザ地区からの退避を勧告

日本の外務省は17日、現地に滞在する邦人にガザ地区周辺地域からの退避を促し、渡航を止めるよう正式に勧告した。同省のウェブサイトによると、ガザ地区周辺地域の危険度は最高の「レベル4」に引き上げられた。
この記事をSputnikで読む

外務省のウェブサイトには「渡航はどのような目的であれ、やめてください」とある。

また日本大使館は、情勢の悪化と移動制限の問題により、この地域に滞在する邦人の安全を十分に確保することが困難になっているとしている。

米国務長官 エジプト、カタール、サウジアラビア外相とガザ情勢について協議


イスラエル軍とガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは今月10日からロケット弾による攻撃の応酬を続けている。5月初旬にエルサレム旧市街の「アルアクサ・モスク」周辺で起こった衝突が背景にある。イスラエルの裁判所が、東エルサレムのシェイク・ジャラ地区からのパレスチナ人家族の立ち退きを命じたことをきっかけに衝突が発生した。

最新情報によると、イスラエルでは10人が死亡、数百人が負傷した。パレスチナ側は、イスラエルとの紛争の激化の間に、200人以上が死亡し、6000人近くが負傷したと報告している。

関連ニュース

コメント