新型コロナウイルス

米ニューヨーク州 コロナワクチン接種済みの住民はマスク着用不要に

米ニューヨーク州では、19日からコロナウイルスのワクチン接種を完了した人はマスクの着用が不要となり、ソーシャルディスタンスの確保も不要となる。アンドリュー・クオモ知事がブリーフィングで発表した。
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クオモ氏は「ワクチン接種を受けていれば、安全です。マスクの着用やソーシャルディスタンスを確保する必要はありません」と語った。

クオモ氏によると、ニューヨーク州は19日から、ワクチン接種が完了した人へのマスク着用とソーシャルディスタンスの確保に関する米疾病対策センター(CDC)の新しいガイドラインを採用する。

ワクチンを接種していない人は、マスクの着用を続ける必要があるとクオモ氏は指摘した。

ただし、公共交通機関や学校など一部の場所では、ワクチン接種が完了した人でも引き続きマスクの着用が必要となる。

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米政府は4月13日、ワクチン接種を受けた人はマスクの着用とソーシャルディスタンスを確保する必要はないと決定。CDCは、マスク着用とソーシャルディスタンス確保の義務解除は、新型コロナウイルス感染症の重症化や死亡を防ぐだけでなく、ワクチン接種がウイルスの感染と拡大のリスクを減らすという科学的証拠に基づき、採用されたとしている。

ただし、状況が悪化した際には指針が変更される可能性がある。

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