米国政府はエルドアン大統領の反ユダヤ主義的発言を批判している。プライス報道官は19日のブリーフィングで次のように発言した。
米国はエルドアン大統領がユダヤの人々に対して行った人種差別的発言を敢然と非難する。我々はこれらのコメントを非道であると見なす……我々はエルドアン大統領や、 トルコにおける他の指導者らに対し、さらなる暴力を招きえる発言を控えるよう要求する。我々はトルコに対し、(近東における)衝突に終止符打つ上での活動に協力するよう要請する。
プライス報道官は具体的にどういった発言を念頭に置いてるのかについては明らかにしなかった。
先にトルコのエルドアン大統領はオーストリア連邦省庁でイスラエルの旗が挙げられたことに反応し、これを強く批判した。リアノーボスチ通信がオーストリア外務省に確認したところによると、こうした発言の後にトルコ大使は18日午前、外務省に呼び出され、厳重注意を受けたと言う。
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