ビットコイン下落 中国の公式見解が引き金

中国人民銀行が19日に発した仮想通貨に対する公式見解が引き金となり、ビットコインは2月初旬以来の最低価格まで落ち込んでいる。主要取引所20のデータを集計するコインデスクのデータで明らかになった。
この記事をSputnikで読む

中国は、仮想通貨は決済通貨として使用できないことを宣言。同様の禁止措置はロシアもとっているが、マイニングや機器製造の大半を占める中国の公式見解は市場にとって重みが違う。

ビットコインの史上最高値は今年4月14日に記録。6万4千ドル(約697万円)で取引された。その後徐々に低下し、スペースXおよびテスラのイーロン・マスクCEOの発言を機に状況の悪化が加速した。

日本時間15時00分の時点でビットコインは3万9300ドル(約428万円)まで値を下げ、1日の下げ幅は13.5%となった。イーサリアムの下落幅はさらに激しく16.6%、現在は2950ドル(約32万円)で取引されている。

関連ニュース

ビットコイン 1割以上値を下げ 現在約440万円

コメント