イスラエルがガザ地区での作戦中止を予定=メディア

イスラエル政府はエジプトの調停人に対しガザ地区での軍事作戦を中止する意向を公式に伝えた。テレビ局「アルジャジーラ」が情報筋を引用し報じた。
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今後の詳細に関しては今のところ明らかになっていない。

ガザ地区 武力衝突で損害額266億円
本日、イスラエルはガザ地区で100キロにおよぶハマスの地下トンネル網を破壊したと発表した。

パレスチナ・イスラエル間の2021年の軍事衝突

パレスチナとイスラエル間の紛争は5月初旬、東エルサレムで激化し始めた。イスラエルの司法は、東エルサレムの神殿の丘付近とシェイフ・ジャラフ地区の2か所に居住するパレスチナ人らに対し、5月10日に立ち退き令を用意していた。

この立ち退き令を背景に現場で起きた騒乱は、5月7日にはとうとうイスラエル軍との衝突にまで発展したため、立ち退き令の実行は6月8日まで先送りされた。

5月10日、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスは、イスラエル政権に対して無秩序を招いたとして、エルサレム地区からの軍の撤退を要請。その後、イスラエル側に数十発のミサイルを撃ち込んだため、イスラエルもこれに応酬し、双方の武力衝突は激化した。

5月10日からの武力衝突でガザ地区からイスラエル側にはすでに数千発のミサイルが撃ち込まれており、これに対してイスラエルも数百発のミサイルを発射して応戦している。双方に多くの死傷者が出ている。

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