新型コロナウイルス

WHO COVID-19の死者数は実際は公式発表の2~3倍

世界保健機関(WHO)は、COVID-19のパンデミック時期の感染による死者数が800万人に達する恐れがあると発表した。
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WHOのサミラ・アスマ副事務局長・データ分析担当は、「死者数は公式的な数値を2倍から3倍上回ると考えると、最低でも600万~800万人にはなると確信をもって言えると考えている」と指摘した。

WHOの調べによれば、2020年1月30日から12月31日までの期間で公式的には181万3188人が新型コロナウイルスの感染によって死亡している。ところが感染が直接的原因となって死亡したケースなど、すべての死亡のケースが数えられているわけではないため、感染による死者数は暫定的な推定では300万人を超えているものと見られている。

専門家らはさらに感染者を男女別で比較したところ、2020年の統計では男性の死亡が48.7%、女性が51.3%と、特定の性が感染しやすいというわけではないことがわかった。ところが、死亡件数では男性が57.6%、女性が42.4%で男性のほうが著しく多かった。

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