ヘンリー王子、母親の死によるアルコールの問題を語る

英エリザベス女王の孫のヘンリー王子は、米司会者オプラ・ウィンフリー氏と共同プロデュースするドキュメンタリーシリーズ『The Me You Can't See(あなたに見えない私のこと)』で、母親を失った痛みを消し去るためにアルコールを乱用し、麻薬を試そうとさえしていたと語った。BBC Newsが報じた。
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ヘンリー王子はウィンフリー氏に「金曜日や土曜日の夜に、一週間分のアルコールを飲むことがあった。それは好きだったからではなく、痛みを消し去ろうとしていたからだ」と語った。

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ヘンリー王子は、12歳だった1997年に母親のダイアナ元妃を失った。ヘンリー王子によると、家族はダイアナ妃の死について語ることを望まず、ヘンリー王子は「黙って苦しむ」しかなく、その結果、母の死による敵意にみちていたという。

親族は、王子がマスコミの圧力と精神的苦痛を自分で解決すると考えていたが、問題は悪化し、28歳から32歳までが最もひどい時期で、当時、王子はパニック発作や強い不安にさいなまれていたという。

ヘンリー王子は「スーツを着てネクタイを締めるたびに、私は自分自身に役を演じることを強要しなければならなかった。家を出る前にもう汗だくだった。私は常に『戦うか逃げるか』のモードにいた」と語った。

故ダイアナ元妃の息子であるケンブリッジ公爵ウィリアム王子とサセックス公爵ヘンリー王子は20日、ジャーナリストのマーティン・バシル氏と母親との有名なインタビューに関する調査結果を受け、英BBCとメディア全般を批判した。

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