JTBの公式観戦ツアーでは、開会式と閉会式を含め、大会期間を通じて毎日のように人気競技を観戦できる。JTBは、開催中止の世論が高まる中でこうしたツアーを提供した理由について、同社が2020大会のパートナーであることや感染対策を説明した上で販売を行なっていることなどを強調した。また、ツアー参加者がコロナに感染した場合の保証もセットとされているが、ツアー中に発症し、観戦ができなくなった場合に返金はされない。
すでに組織委員会の橋本聖子会長は、無観客での開催の可能性も示唆している。そうした中、ツアー販売に関しては、「感染拡大を助長させたいのか?」「観光客入れる気ですか?」などの厳しい声が寄せられており、観戦が「感染」を拡大するのではないかと懸念されている。
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