新型コロナウイルス

英国 アストラゼネカ製ワクチン接種後に脳卒中3例

英国で、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種後に脳動脈で形成された血栓による脳卒中が3例確認された。医師らの手によって2人の患者が一命をとりとめた。国際的な雑誌Journal of Neurology Neurosurgery & Psychiatryに論文が掲載された。
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同誌によると、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)のデビッド・ ウェリング教授は「我われの観察では、アストラゼネカ製ワクチンの接種が、稀に脳血管の静脈血栓だけでなく動脈血栓の形成も引き起こすことが示された。時折これは若い患者の脳卒中さえも引き起こしており、医師らはこれを考慮すべきである」と伝えた。

4月初旬、アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した複数の患者の静脈に血栓ができたと報じられた。その後、米ジョンソン・エンド・ ジョンソン(J&J)製のワクチン接種後にも血栓が生じる症例が報告された。世界の一連の国でアストラゼネカ製ワクチンの使用が中断された、その後、欧州医薬品庁(EMA)は、血栓について、まれな副反応とした。

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