同議長は、「私たちは新型コロナ問題での国際的対応においてロシアが果たしている役割を高く評価している。それはまさにロシア連邦が世界ではじめてコロナに対する効果的なワクチン「スプートニクV」を開発した国であり、また、多くの国々に供給を行なっているためだ」と述べた。
ロシア直接投資基金と韓国のバイオテクノロジー企業「GL Rapha」および製薬企業「ISU ABXIS」が「スプートニクV」の技術移転と生産で合意を行なった。
2021年4月12日、「スプートニクV」は緊急使用申請としてインドで登録が行なわれ、5月14日から国内での予防接種が開始された。
「スプートニクⅤ」は世界66か国で承認されており、すでに32億人超に接種されている。
2月2日、科学誌『The Lancet』が、高い効果と安全性が認証されたロシア製の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の臨床実験の第3フェーズの結果を公表した。製薬の効果は91.6%とされ、60歳以上の治験者では91.8%だった。また、同ワクチン接種後の新型コロナウイルスに対する抗体は98%の治験者で確認がされた。
関連ニュース