新型コロナウイルス

モデルナ社、インフルエンザと新型コロナの混合ワクチン開発に取り組む

米モデルナ社は現在、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から同時に保護する新しいワクチンの開発に取り組んでいる。同社の感染症分野の研究責任者、アンドレア・カルフィ氏が明らかにした。
この記事をSputnikで読む

アストラゼネカ・ワクチンの血栓誘因に新説 独ゲーテ大
カルフィ氏は、27日付けの伊紙ラ・レプブリカに掲載されたインタビューで「そのためには試験を完了して必要な許可を得る必要がある。1年から2年後に結果が出ると見込んでいる」と述べた。

同氏は、新型コロナウイルスワクチンの開発中にモデルナ社が行った研究は、他の危険な病気との戦いにとっても新たな展望を開くと考えている。カルフィ氏は「我われには、HIVから、新生児にとって危険なRSウイルスまで、それと戦う必要があるたくさんの病気がある」と指摘した。

同氏によると、学者らが使用する、所謂メッセンジャーRNA(mRNA)に基づく新技術により、新しい菌株に迅速に適応し、このようなワクチンの有効性を高めることができるという。

関連ニュース


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報 をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント